今回ブタペスト市内には5泊6日滞在しました。
友人の家に滞在させてもらい、だいたい半分は単独で市内・郊外の散策、もう半分は友人と一緒の行動だったと思います。
ほとんど市内近辺にいたので、観光スポットはだいたい回れたかと思いきや、実際、建物の中まで見学するほどは時間がなくて、流し見という感じでしょうか…。
やっぱりもう一回行かないと!(笑)
観光スポットに行っても日本人にはほとんど会いませんでしたね。
滞在期間で2回程度です。
ただ、短い滞在期間でしたが、私はまた来たい(いや、移住したいかも・・)と思うほど好きになりました。
もっと多くの方に知ってもらい、訪れてほしい!
いまその想いにあふれています。
ということで、ざっとブタペストの雰囲気をお伝えしていきましょう。
ブタペストってそもそもどこにあるの?
ブタペストはハンガリーの中央からやや北部、国全体にアクセスしやすい場所にあります。
ハンガリーの首都であり、同国最大の都市である。
「ブダペスト」として一つの市でドナウ川の両岸を占めるようになったのは1873年11月17日に西岸のブダとオーブダ、東岸のペストが合併してからである。
ドナウ川河畔に位置し、ハンガリーの政治、文化、商業、産業、交通の一大中心都市で、東・中央ヨーロッパ (en) では最大、欧州連合の市域人口では8番目に大きな都市である(wikipediaより引用)
人口は170〜180万人で、私の故郷である札幌よりやや少ないくらいでしょうか。
ブタペストに来たならここは押さえておきたい!観光の王道スポット
ハンガリーはヨーロッパのほぼ中央に位置し、これまで、ときの大国の勢力に巻き込まれて非常に複雑な歴史をたどっています。
その歴史の痕跡が様々な建造物に現れているのも見どころではないでしょうか。
ゴシック様式の荘厳な王宮や聖堂といった歴史的建造物は目を見張るものがあります。
細やかなところにハンガリー独自のデザインが組み込まれていたり、素人目にも、以前パリでみた古い建物とはまた違った趣を感じました。
街の一般的な住居も石造りの荘厳なデザインのものが多いです。
日本ではまず考えられないような築年数なのでしょう。窓枠や壁に何かがぶつかって石が削られた痕がちらほら見えるのですが、第1次・第2次世界大戦のときのまま残されているのだという話を聞きました。
また、バロック様式の建物の中に時折見え隠れする四角い無機質なビルは旧ソビエト連邦による政治的支配を受けていた頃の名残だといいます。
共産主義の人民共和国であった社会体制もいまはだいぶ変わりました。
ほんの20数年前の出来事だとは驚きですが、ペレストロイカやベルリンの壁崩壊の報道は確かに私が小学校高学年のころの衝撃だったな・・と記憶がよみがえりました。
自然が身近で、特別に飾り立てたり無理をしていない雰囲気が心地よい
ドナウ川が悠然と街の真ん中を流れていて、小高い丘のある旧ブタ地区と旧ペスト地区を結ぶ重要な箇所に橋が架けられています。
それらの橋には歴史的人物など、想いのこもった名前が付けられています。
交通網も整備されており、橋の上にも駅があります。
ジョギングする人、散歩する人、ビューポイントで記念写真を撮る人、いろいろな人とすれ違います。
前回も書いた通り、基本的に緑が多く、街の中でも木陰を見つけるのは簡単です。
「その辺のベンチ」に腰掛けて友人やパートナーと語らったり、子供を遊ばせている人々の様子はとても和やかで、微笑ましいものがあります。
そういえば、ブタペストでは大型犬を散歩させる人を大勢見かけました。
リードをつけていない事が多いのですが、きちんと躾されているのが一目見て分かります。のびのび楽しそうに歩くさまは「ゴキゲン」そのもの。それでいて、主人にしっかり目や意識を向けています。
大事にされている様子がとても微笑ましく、見ていて飽きませんでした。
市内観光に欠かせないアシ=交通網やグルメなど、人々の暮らしに関する記録はまた次回。