今週から来週にかけて、関東近県ではお花見に出かける方が多いのではないでしょうか。
かくいう私も、来週は友人や家族とお花見をしっかり予定しています。
シーズン到来を前に、お花見を意識した行楽グッズが出回り始めました。
その一つが弁当箱です。
お店でお弁当箱と風情のある風呂敷や大柄ハンカチなどが並べられていると、美しさについ足をとめてしまいます。
つい先日、私の日常を見透かしたかのように夫がお弁当箱をプレゼントしてくれました。
それも、ただのお弁当箱ではありません。
去年からずっと欲しかった「曲げわっぱ」のお弁当箱です!
曲げわっぱ(まげわっぱ)とは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のこと。曲物であり、本体とふたで一組になる。主に米びつや、弁当箱として使われる事が多いー(wikipediaより)
お値段もプラスチックのお弁当箱とは雲泥の差。
お弁当箱がないわけでもないのに贅沢かもしれませんが、日頃の感謝の印にという夫の気遣いにも感じ入り、テンションは最高潮です。
我が家にやってきたのは、Amazonで購入された大館曲げわっぱ小判弁当(中)です。
ちなみに、レビューには女性は小でちょうどいいという書き込みがありましたが、高さがあり分量の調節ができるので、私は中でも多すぎるという事はないように思います。
※夫は外勤で弁当持参の機会が少ないのですが、たまに使ってもらうなら自由度があるサイズでちょうど良いな〜と密かに考えています
手にとるとその軽さに驚きます。そして写真から予想した通りの良い木の香り。
お手入れの方法も特別なものはありません。
・食べたらすぐ洗う←普通
・伏せずに風通しの良い状態で乾燥させる←ここだけ向きを注意
これだけです。
ああ、早く、早く、ここに白いお米を詰めて食べてみたい!(笑)
今は通勤もしていない私にお弁当を持参する場面はほとんどありません。
それを言い聞かせ、これまで欲しいと思う気持ちを我慢していたのですが、向こうからやってきてしまったわけです。
心して使わせていただきましょう。
在宅ワークをしていると、冷蔵庫の中の余り物の処分も含め、自分で何かしら作ります。
出来立てランチを毎日味わえるというのも幸せな話ですが、あれこれ処分しようとボリューミーになったり偏ったものになってしまったり、食べ過ぎにも栄養にも気をつけないといけないと感じていました。
自宅ランチにお弁当箱を活用しよう
いま、常備菜や作り置きの惣菜にも注目が集まっていると思いますが、我が家も実践中。
忙しいときは無理しませんが、小鉢サイズのお惣菜を冷蔵庫に2,3種類用意しておきます。(週末がんばれるときは4,5種類)
例えば、
・五目豆
・切り干し大根
・きんぴらごぼう
・きゅうりのごま和え
・人参サラダ
・かぼちゃの煮物
・ふきと厚揚げの煮物
・ナスの煮浸し
・しらたきのたらこ炒め
……こんな感じに、ごく一般的なお惣菜が大活躍します。
こうしたお惣菜がいくつかあれば、主菜を一つか、せいぜいそれに添えるおかずを1品作ればお弁当が完成します。
曲げわっぱのお弁当箱を美味しそうに仕上げるためには、具材の入れる順番にコツがあるというのも知りました。
取り上げているのがこちらの著書。
曲げわっぱと常備菜で、おいしさぎっしり、おべんとう。
(著者:いとうあさこ・主婦の友出版社)
まず白いごはんを詰めたら、
おべんとう箱を斜めに傾けながら、メインおかずをたてかけるように入れ、
あいたところに形が変わらない常備菜、形が変わる常備菜などを順番に詰めていきます。こんな簡単なことだけで?! と思われるでしょうが、 これだけで、いつものおべんとうが劇的に「おいしそう! 」に変わるのです!ー(Amazon本の内容紹介文より)
奇をてらった内容ではないものの、お弁当箱の空間を自由に使って、おかずの彩りを大事にしたお弁当作り。
とても参考になります。
私も真似してみることにしました。
お弁当を作ることで色々な食材を意識的に食べられますし、食べる量も一定になるからです。
なんでしょう、この、手の込んだことなんてしていないのに丁寧ぽく見えるという得した感じは(笑)。
見た目だけでも美味しさの体感値が上がりますが、木の香りにお米の一粒ずつの味がひき立つようです。
作るのも簡単ですから、美味しさも作る気力も30%アップ。
日常のランチ仕様にもつかえますが、雰囲気抜群なので、これからの行楽シーズンにもぴったりのアイテムでしょう。
今度のお花見には桜柄の大判ハンカチに包んで持参しようと、今から楽しみです。
お弁当箱自体の雰囲気には和食が合うように感じますが、まだ曲げわっぱのお弁当箱との付き合いは始まったばかり。
いずれは面白いおかずにもチャレンジしてみたいです。
もっと腕があがったらまた新しいアイディアとともにご紹介したいと思います。
値が張るとはいえ、間違いなく長く愛せる一品です。おすすめです!
百貨店ばかりでなく、キッチン雑貨を置いているショップでも最近は見かけます。
気になった方はぜひ一度、実物を手にとってみてください。