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体外受精が決まったら。大まかな流れについて

体外受精が決まったら。大まかな流れについて

こんにちは。5887です。

私の妊活・不妊治療の記録も「納得して体外受精のステップに進む」というところで止まっていました。
体外受精を決心してから、主治医にしたがって日々を過ごしています。

しばらく更新できていませんでしたが、自分で体験して実際の雰囲気などお伝えできることも見えてきたので、体外受精の流れについてご紹介します。

体外受精の大まかな流れについて

1、検査

ちょうどクリニックに通い始めてから1年ということもあり、1年に一度検査しなくては
いけない項目もあったようです。
とにかくいっぺんに大量の血を抜かれました(笑)。

検査項目(妻)
超音波検査
ホルモン採血
採卵前採血(感染症採血、血液型、貧血検査、血糖、腎肝機能、凝固機能)
AMH
クラミジア抗体

検査項目(夫)
精液検査
精液培養検査
感染症採血

2、ピルを飲んで月経周期を調整

先生に指定された日から処方された数だけ、毎日寝る前にピルを飲みます。
これにより、次の月経が来るタイミングをコントロールし、採卵に向けたスケジュールを組み立てます。

この期間に、ゾンデ診というものも行いました。
ゾンデ診とは、子宮の長さ、曲がりやカテーテル挿入時の方向を調べることでスムーズに移植できるよう準備するための検査です。

カテーテルを入れながら、曲がり具合などを確認していくのですが、
「ほら、ここですこーし曲がってますね」とかエコーの画面を見ながら説明されてもさっっっっぱりわからない。

でも確かに異物があるような違和感があって鈍く痛いのです。

ゾンデ診のあと、4日間くらいは気がつくと血のようなものが出ていました。
鮮血ではないし、大丈夫かなと様子を見ていましたが、ナントカ落ち着いてくれて一安心。

3、生理3日目から卵を徹底的に育てあげる

さあ、いよいよ卵子を育てあげる時期です。
抗生物質のビブラマイシンを1週間、排卵を促すクロミッドを10日間、指定された日時から飲んでいきます。

通院日数も格段に増えます。
超音波検査やホルモン採血をすることで、卵の育ち具合やホルモン量の変化などを随時チェックされるので、
採卵直前の1週間は休診の日を除き、毎日通いました。

検診のあと、だいたい毎回hMG注射で排卵を促すので、痛い筋肉注射で毎回痛い思いをします。
また、一度にできるだけ多くの卵を確保するため、複数個同時に育てていきます。
ある程度大きさが整ってきても排卵してしまわないようにコントロールする必要があり、排卵日が近づいたタイミングで
ガニレストという別の注射も行いました。こちらはhMGで打っている筋肉注射とは異なり少し柔らかい腕の部分に打ちます。

ほぼ薬と注射に浸かっている毎日。
採卵日が決まったらその36時間前頃に2回に分けて点鼻薬プセレキュアをスプレーします。
人工授精のときなどは排卵を促すために使っていましたが、こちらは最後に卵の成熟を促すことが目的だそうです。

4、採卵

採卵は手術ですので同意書など必要な手順を踏んで行われます。

当日の朝は精子も持ち込みで、受精に問題ないか見てもらいます。

手術は全体で20分程度でしょうか。
卵巣に針を刺して卵胞をひょいっと吸い出す作業で、局所麻酔か全身麻酔かを選んで行います。
最初はチクチク我慢できる程度の痛みだったのが、処置が進むにつれて我慢し続けられる自信がないレベルの痛みに変わってきました。
局所麻酔で始めたのですが、結局静脈性の全身麻酔も追加してもらいました。

終了後は、麻酔の影響もあり1、2時間は横になって安静にしていました。
手術後はとにかく下腹部が張って、尿意が頻繁に襲って来ます。
時々鈍い痛みも感じますが、少しずつ落ち着くのを待ちます。
当日はあまり活発に動かないことをお勧めします。

ちなみに、私は今回、17個の卵子を獲得できました。
体外受精と顕微受精とに半々に分けて処置を進めることになっています。(ここでいう体外受精は意図的な処置とはいえ1つの卵子に複数の精子との出会いの場を作るのに対し、顕微受精とは1つの卵子に1つの精子を狙い撃ちで差し込む処置です。)
当日中に受精の処置を進めて、受精卵、のちに胚へ成長している数やグレードについて3日後にフィードバックしてもらう流れです。

5、胚を凍結、落ち着いたタイミングで移植を行う
無事に複数の胚が作られたら、着床しやすい胚盤胞へ培養し、凍結します。
採卵後すぐの女性の体は無理をした後なので、着床ししっかりと育てられる環境を整えたうえで戻してあげたほうが
成功する確率が高いと言う考え方だそうです。

採卵後10〜14日経過して次の生理が来たら子宮に戻す、移植のスケジュールを決めていきます。

6、移植後2週間ほどで着床、妊娠の判定を実施

移植した胚盤胞がきちんと着床して妊娠したか。確認が行われます。妊娠が確認できたら、不妊治療専門のクリニックでは一定期間の成長を見届けた後、卒業となります。

体外受精と日常の仕事との両立について

準備に数週間、採卵してまたその後のスケジュールで数週間。

個人的な意見ですが、正直、タイミング法や人工授精よりも時間上の制約が厳しいように思います。この時間にきてくれ、という日時の指定も多いですし、ほぼ毎日(とくに午前中)通院する時期も出てきます。

人により違いはあれど、薬も多いし、手術も日帰りとはいえ体への負担は否めません。刺激しすぎた卵巣が腫れてしまったり、体調に影響があるケースも少なくないようです。

時間にしばられない仕事をしている方であれば自分次第だと思いますが、仕事をかかえていて出勤が求められる方にとっては、日程を空けること自体がストレスかもしれません。でも、体外受精に進むのであれば、割り切りが必要です。

後出しで通院日程が差し込まれるのには耐えられないでしょう。採卵の前後のスケジュールだけでも、空けるか午後スタートなど変則的にしてもらえるよう、職場とあらかじめ相談をして話をつけておくことをお勧めします。