子供のころ、我が家にはミシンがありました。
当然使うのはお母さん。アイロンがけも上手だし、器用な人だなと勝手に思い込んで育ちました。
女に生まれたことを悔やみ、男の子を羨んでいた思春期には
「そんな女々しいことやってられるか」「私には必要ない!」という反骨精神でまともに習う気ゼロ。
裁縫から逃げて逃げて生きてきました。
しかし、双子を授かり考えました。
乳児期には大量のベビー用品が必要です。
保育園や幼稚園ではどうやら手作り指定のお子様グッズが必要となる様子。。。
先に子供を産み育てている妹たちが苦労しながら対処しているのを聞き、
これは一気に二人分とか、できもしない手縫いでは無理!!と意を決しました。
安定期で体調が少し落ち着いている時期に簡単なものだけでも作れるようになろう、と。
出産後は当分忙しすぎて無理だろうけど、使い方を理解しておけば、先々育児の合間に時間ができたときにいつでも手作りすることができます。
自分にぴったりのミシン探し
検索するといろいろ情報が出てきましたが、値段を見るとピンキリです。
ただ、3万以下のミシンはプラスチック製部品の割合が高くて壊れやすいというのが一般的な見解のようです。
いやいや、私は本番は3年、5年後だと思ってるんだから・・・と5万以上に予算を再設置。
ネットで買うと5万前後のものもたくさん出てきます。
迷っていろいろな記事も見たのですが、そのとき気になったのは店舗販売のアフターサービスについての記述でした。
すっかりネットでの買い物が日常になっている我が家。
店舗販売の選択肢は、あまり考えていませんでした。
でも、考えてみれば私はハナからミシンを使いこなせる自信がないわけです。
修理対応だけでなく基本的な使い方の講習がついていて、わからないときに丁寧なサポートを受けられる、なんてみたら当てにします(笑)。
そこでアフターサービスで評判の良いミシンジャパンさんの最寄り店舗に足を運んだのです。
店舗では、手練れ感満載のおばさまがそれぞれのミシンの良さや価格による違い、特徴をきちんと説明してくれました。
実機操作も体験できるのが対面の良いところ、同行した夫も触ってみて感心していました。
3回足を運びましたが、最後はおばさまのクロージングであっさり決定。
やってきたbrotherミシン
買ったのはbrother SOLEIL80です。当初の予算より上ぶれして、8万円強(定価が10万超えだったのでキャンペーンやら何やらで諸々割引してもらいました)。
手元の灯りもLEDで明るく、自動糸切りなどの便利機能も一度使ったら離れられません。
コンピューターミシンですが使い方も複雑ではないので、当たり前のことを簡単にさせてくれる感じがしました。
さあ、この大きな買い物は使わないと勿体無い。
・ベビー用品のハンドメイド本を買い、作りたいものをイメージする。
・買ったその日に雑巾を縫う。
・翌週、基本講習に通ってポーチを試作する。
今のところ、ここまでコツコツ真面目に取り組んでおります(笑)。
それにしても、これまで全く触れられることのなかったスキルを伸ばすのだから、何をやっても新鮮です。
まずは初級編として、今月はスタイ(よだれかけ)でも作ってみようと考えています。
がんばるぞ!