妊活奮闘記

初めての妊婦生活#3:妊娠7〜10週の経過と不妊治療からの卒業

妊娠7週の暮らしについて

6週の検診で授かったのは双子だったということがわかりました。
一人はかすかに心拍らしきものが確認できましたが、もう一人はよく見えず、妊娠確定はおあずけです。

そこで7週2日の検診。
しっかりもう一人もピコピコと心臓を動かしているのがわかりました!感激です。
CRL(赤ちゃんのサイズ。頭からお尻までの座高のようなもの)はまだ6ミリ台と小さくて、それが順調か少し不安になったけれど、先生からは太鼓判。

ああ、これで胸を張って妊娠したと言えるんだ!嬉しい。

・体調

つわりがひどい時は身動きが取れないほどしんどくて、立ち上がれないときもたまにあります。でも、つわりの種類も「食べづわり」だということがわかってきたので、これならばおおよその対策が取れます。
胃が少し空いてくると途端に気持ち悪くなるので、細切れに食事を摂るようにするのがポイント。小さいおにぎりなんかが持ち歩けると良いのですが、季節的には少し気をつけたほうがいいかなと自重気味。

妊娠8週の暮らしについて

今週の検診で予定日を確定するとのこと。
順調に大きくなってくれているか、ドキドキしながら診察に向かいます。

予定日は元々の見立て通り、2017/2/26に決まりました!
CRLも13.7mm,14.5mmとあまり差がない状態で二人とも大きくなってくれています。
前回6.5mmだったことを思えば2倍・・・。
全然外からはわからない世界ですが、お腹の中で生きているんですね。

診察の翌日、二人分の母子手帳を交付してもらいに区役所へ行きました。
診察用のチケット1冊と合わせて3冊分の冊子は想像以上に重たかったです。
小学校に上がるまでの二人の成長を記録するものだと思うと、感慨もひとしおです。

・体調

食べづわりとわかったので、仕事に出るときも通勤のタイミングや仕事中のちょっとした間食など、自分にあったペースを工夫してみました。起き上がれないということもなく、基本的には順調に活動できるようになりました。
すこし胸回りが張ってきついので、下着は総取り替えを決心。一気に買い換えてきました。

妊娠9週の暮らしについて

毎回エコー診察の結果を夫にも写真で共有してきました。
でも、心臓が動いていると話したところでこの時点のちびっ子達の写真は
どこが頭かなんて見慣れてないと判断ができないくらい不確かなものです。

小さい小さい体にアンバランスな心臓を抱えていて、ものすごい勢いで鼓動を打っていること、どうしても動画で見せたくて夫が来院できる時間帯で予約を取りました。
仕事を抜け出して同席してくれた夫も、エコーで子供達が一生懸命生きている様子をみて
喜んでくれました。

子供たちのからだはさらに成長していてCRL=21.5mm,19.7mmとまた1.5倍ほどの大きさに。二人仲良く、一緒に成長してね。

・体調

食べづわりについてはたまに調子が悪いと変な時間に気持ちが悪くなったりするものの、
貧血対策のほうが気になってきました。
血液の量が増えることで薄まっていてどうしても貧血になりやすいそうです。
葉酸だけでなく、鉄分もかなり意識的に取らないと危険だと思います。

妊娠10週の暮らしについて

経過も順調、二人の子供たちも10週に入ったので立派に「胎児」です。
CRL=27.2mm,23.4mmと妊娠日数からは気持ち小さめに見えましたが、それでもすくすく成長してくれているようです。

10週2日のチビちゃんたち。なんとなく頭と手足が見てわかるようになってきました。10週2日のチビちゃんたち。なんとなく頭と手足が見てわかるようになってきました。

・体調

貧血は相変わらず要注意。微熱にも慣れましたが、真夏の暑さに負けそうになることもあります。無理をしないように、自然と歩くスピードもゆっくりになりました。

不妊治療からの卒業

そして今週で不妊治療のクリニックでの検診は最後。
分娩を希望する病院へ移ることになります。
1年と4ヶ月通ったクリニック。完全分業型の仕組みで回っているため、先生に直接診て話をしてもらえるのはエコー検査や手術のときくらいでしたが、それでもこの16ヶ月、付き合っていただきました。

最初のクリニックで感情的になって嫌な思いをして以来、あまり感情を出さないように努めて通っていました。看護師さんからは愛想のない患者に見えていたのではないかと思っています。(ごめんなさい・・・)

でも無表情(は言い過ぎかもしれないけれど)の下では、このブログに書いてきたようないろんなことを考えていました。

夫も一緒に、二人で悩み、考え、取り組んできた貴重な時間です。

自分自身が中途半端な気持ちで向き合うことが嫌で、仕事も辞めましたし、色々と生活も変わりました。

でも、全く後悔していません。

私たちの覚悟は固まり、なにより、望んでいた命を授かることができました。
これから無事に産み育てるまで、まだまだ長い道のりですが、ここでの目的は達成したのです。

先生からも診察台に乗せた膝をポンと叩かれ、
「卒業ですね。おめでとうございます!無事に出産されたらぜひおしらせくださいね」とにこやかに送り出していただきました。

がんばってよかった。
このひとと一緒にがんばれて、よかった。
このクリニックに真面目に通って言うこと聞いてきて(笑)よかった。

そんな風に素直に思えるようになりました。

ちなみに、結局16ヶ月でかかった費用は合計170万近くです。
※おそらくこの手のクリニックの中でも費用は安くはない方だと思います。
200万、300万が見えたら引き際を見定めるつもりでいたので、本当に苦しい決断をする前に結果が出たことはラッキーだったとしか言いようがありません。

妊婦として二人を育てていく期間、母になる日を願って、この記録を続けていきます。