妊活奮闘記

初めての妊婦生活#1〜ついに妊娠!コトの大きさをあらためて知る

6月21日の着床判定で「妊娠」のお言葉をいただき、ついに始まった妊婦5887の生活。
「母になる日を願って」というこのテーマに向かい、ようやく一つステップを進めることができました。

妊娠4週の暮らしについて

告知を受けた日、今日が4週2日目であるということもその場で知ったほど急に始まった妊婦生活です。
とにかく、まずは夫へ連絡。仕事の合間に直接電話で会話することもできました。
今日は早く帰るという夫の言葉に小躍りしながら、帰路について駅前のスーパーに入っている書店で雑誌「妊すぐ」を購入。
妊娠2,3,4ヶ月でしなくてはいけないこと、とかタイトルに入ってたらもう買わざるを得ない。

そして、駅前で待ち合わせて近所のイタリアン(ワイン食堂)でお祝い。
当然ワインは飲めないわけですが、授かることができたと思ったら、そんなのツラくも不満にも思いません。横で飲まれても別段羨ましい気持ちにもならないのです。不思議〜(笑)

また、これからの妊娠生活を考えて、Amazonでこれも購入。
はじめての赤ちゃんの成長が毎日わかる!はじめての妊娠・出産「安心マタニティブック」

何週何日かを自分で書き込める形式でその時々のメモ欄もあります。
絵がないのが残念ですが、それでも十分な情報量。お腹の中の様子はやはり自分で見えない世界なので(特に初期はなにがどうなってるやら?なので)夫婦で興味深く読んでいます。

そのほか、妊活を始めた時に覚悟で購入した35歳からの初めての妊娠・出産

こちらもようやく日の目をみることができました。

しかし、ネット上では先人の知恵や苦労、体験談が情報として溢れています。
何かと戸惑い、わからないことが多いはじめての世界では、道標としてとても助けられます。
専門的な情報に関しては間違いもあるのでしょうが、他の方の経験は参考になります。

・体調の変化

4週目はとにかく日中の抗いようのない眠さとだるさ、微熱と共存する中で過ぎて行きました。

妊娠5週の暮らしについて

お酒やめて、葉酸とかサプリで補完しながら過ごしてて、ザ・妊婦だな〜なんて呑気に構えていた私ですが、コトの大きさをあらためて考えさせられる出来事がありました。

ちょうどその翌週末、つまり6週になるあたりで夫の関西出張の予定が入りました。
週末を利用して一緒に前入りし、近畿地方に住む親友の新居にお邪魔しようと計画したのです。
移動時間も相談し、彼女の宅に夫婦で泊めてもらうところまで盛り上がったところで
「実はね…」と今回の件を伝えました。
彼女は私が不妊治療を始める頃から考えているコトや悩みを聞いてもらっていた大事な友人だったので、まだ他人に口外するタイミングではないとわかっていたものの先に知らせようと思ったのです。

しかし、彼女はすぐに「今回は来ない方がいいよ」と言いました。
旅行大好き、実家と東京の間のとんぼがえりも当たり前、で生きてきた私には想像もしなかったことですが、東京ー大阪間の移動だけでも超初期の不安定な妊娠時期には負担だったのです。
必ずそれで切迫になるわけではないものの、何かが起きてから悔やむのでは遅いよと友人に諭され、自覚がまだ足りなかったのだと思い知りました。

この時期の流産は染色体異常や何か胎児側に原因があって起こるコトがほとんどと言われています。
いろんなコトを乗り越えて取り組んできた結果、ようやくしがみついてくれた命。
私の不注意で亡くしてしまうわけにはいきません。
デリケートな時期だからこそ、今までと同じ感覚で向き合っていてはいけませんね。

強く、そのアドバイスをしてくれた友人に心から感謝しています。

・5週2日目の検診

胎嚢が見えました!イモムシみたい…(笑)

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9.3mmと少し小さめのようですが、サイズはあまり気にしなくて良いと言われました。

ちゃんと子宮内に妊娠しているということがわかり、また一つ安心です。

子宮頸がんの検査のために細胞を少しこすり取られました。聞いていなかったのでびっくりしましたが、大事な検査ですね。ちょうどコウノドリの13巻で読んだばかりだったのでドキドキしました。

・体調の変化

普段の生活では眠さは相変わらず。ただ、どうしてもだるくて動けない日がありお休みをいただいてしまいました。
妊娠を機に、通いの仕事は日にちを半分に減らしてもらうように調整をしました。

つばの量が増えたり後半はムカムカすることも出てきましたし、胸も大きく張り出して、体重は変わらないのにブラジャーがキツくなってきました。
少しずつ体の変化を感じます。

妊娠6週の暮らしについて

これを書いている今日は6週3日目。
まだ6週目の中盤ですが、大きな発見があったのでまずは記録しておきます。

・6週2日目の検診

今回の目標は胎嚢の中に胎卵黄が見えること。さらによければ心拍の確認も出来るかも。
というところでした。
そして検診の結果、なんと!胎卵黄が二つ、一つの胎嚢の中に見えたのです。

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そしてそのうちの一つからは心拍らしきぴょこぴょこと動く影も…。
胚盤胞移植は1つしか行っていません。そして胎嚢も一つ。つまり一卵性双生児です。

え〜?!

私の親戚には双子を身ごもった人はいませんし、あまりにも意外で驚きました。
検診の直前には夫と「2月の結婚記念日は臨月の大きなお腹で3人で記念写真を撮ろうね」
なんてメッセージのやりとりをしていたのに、「いや、4人だし!」「それまでお腹の中にいないかもしれないよ」というツッコミが頭の中でよぎります。

もともと兄弟を作ってあげたいという気持ちで不妊治療に取り組んできた私としては、
喜びでしかありません。

ただ、胎盤を共有している双子の妊娠・出産には母子ともにいろいろな危険が伴うというのも事実。告知されてからどんどん調べて行きましたが、やはり覚悟を持って臨まなくてはいけません。

夫も最初は「そっくりさんってこと?」ととぼけていましたが、とても嬉しそうです。
妊娠・出産のリスクについても理解し、一生懸命サポートすると言ってくれました。

なるようにしかなりませんが、私たちができることは全力でやってちゃんと守っていこうと決めています。

・体調の変化

認めたくないものですが、つわりが始まったようです。
双子ちゃんの場合は、つわりや初期症状が重いことも少なくないとのこと、頑張るしかないですね!!