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初めての妊婦生活#5:どうする?出生前診断〜出産までの総括

初めての妊婦生活#5:どうする?出生前診断〜出産までの総括

こんにちは。5887です。
すっかり更新が滞っていて申し訳ありません。
初めての妊婦生活も終わりを迎え、2月に無事双子の女の子を出産しました。
”母になる日を願って”というタイトルの手前、あえて今書くのもどうかと思いますが、せっかくの機会なので振り返って記していきます。
興味のある方にはお付き合いいただけたらと思います。

転院早々に「嚢胞性ヒグローマ」の宣告

8月初めに不妊治療のクリニックから分娩を希望する病院へ移りました。
高齢での初産、そして双胎ということで、近所のクリニックでというわけには行かず、不測の事態にそのまま対応してもらえる大きな病院を探しました。
下見で院内の多くの設備が子供向けにカラフルな可愛らしい雰囲気に作られているのに感激し、即決しました。

主治医はとても細やかに患者のケアをしてくださる方でしたし、看護師のサービスレベルも高く、総じて安心して妊娠期間を過ごすことができたので、その勘は間違っていなかったと思います。

さて、転院した私は一つの壁にぶつかります。

週数にしては小さめだなと思っていましたが、一人の胎児が浮腫んでいると言われたのです。主治医から「嚢胞性ヒグローマ」という診断を受けて調べてみたのですが、気持ちが暗くなる情報ばかり・・・。
必ずしもそうだとは言えませんが、むくみの原因には染色体異常など先天的な要因が挙げられることから、その判別をする検査を受けるか否かを医師から問われました。

出生前診断をするか否か

浮腫の指摘を受けたのは一人だけでしたが、一卵性双生児なので染色体異常があれば両方にあるのでは?と言う疑問も湧きます。出生前診断*をするかずいぶん悩みました。

*リスクを判定する非確定的検査から診断を確定する検査まで幾つか種類があります。検査によって費用も15,000円〜200,000円と幅があり、実施に適した時期も異なります。

結果として、私たちは出生前診断を一切受けませんでした。

診断の結果、異常があった場合に中絶する人がほとんどだと聞き、
「せっかく宿った命なのにそんなことできない!」
「心音が確認できて実感が湧いていたのに、私の一部を切り取るようなことはつらい」
と思う反面、
「二人とも大きな健康上のハンデを抱えている場合、きちんと育てていけるのか」
と不安になることも。

一ヶ月程度悩みましたが、出生前診断を行わなかった理由は以下のとおりです。

(1)検査で判別できる「異常」が限定的で、かつ対策も取れない

 なんのために検査するか、です。治療のための検査ではないため、妊娠中断という判断をできるなら意味があるでしょう。
 もちろん人それぞれの考え方があるのでそれが悪いということは言えませんが、私はそこには踏み出すことはできませんでした。

(2)毎日成長している胎児の強さを信じたいと思った

身体的なハンデがある双子を本当に育てられるのか?ぐるぐる悩みました。(お腹で育てている身なので感情的になるのも仕方ないと思うのですが…)生まれることができなかったり、生まれても長く生きられなかったり、いろんなケースがあることも知りました。

ただ、結局はその児の生きる力なのだと思い至り、せっかく我が家にやってきた二人の命にとことん付き合いたいと思ったのです。体外受精という医学の力を借りてここまで来たこともあり、さらに先を予測して命の取捨選択をするというのがあまりにも傲慢な気がしました。運命に任せたいというのが私の正直な気持ちでした。

(3)出生前診断にも流産などの危険が伴うため

検査ごとに確率は異なりますが、100分の1とか300分の1ってそれなりではないかと感じました。

それに危険を伴う検査でわかる異常の種類も限定的であることを考えると、微妙です。もちろん検査も医学的な進歩の途中にあるものなんでしょうけれど…夫にとっての決め手は(3)だったと言います。

そうして、17,8週頃にはむくみが突然見られなくなりました。
胎児の育つ力を見守ろうと腹を括りました。

その後も2週間に1回(多いときは毎週)のペースでエコー検査に通い、10月には女の子だろうということも判明。
仕事も完全に在宅作業に絞り、体調管理をしながら妊娠中期には温泉に行ったり友人とランチをしたり、リラックスした日々を送っていました。

胎児発育不全のため最後は管理入院

ふたりとも胎盤にへその緒がくっついていない臍帯卵膜付着という状態だったために、小さい胎児でした。
そのため28週で胎児発育不全のため管理入院となり、37週に帝王切開で出産するまで2ヶ月間の入院生活となりました。

当初見られた浮腫のこともあり、何かある可能性はゼロとは言えない…と主治医からは釘を刺されましたが、結局、臓器に機能上の問題もなく健康に生まれて来てくれました。
ともに2000g未満の低出生体重児でしたが、無事に生まれてきた我が子の力強さには感動しました。
本当に信じていて良かった!と思ったものです。(結局浮腫はなんだったのかは未だに分からず仕舞いです)

もちろん、何かハンデを抱えて生まれてくる可能性もありました。
ただ、たまたま病院で同室だった妊婦仲間に18トリソミーの長子を最近亡くした方がいたことも私を支えてくれたと思います。
お子さんの一生をアルバムにまとめていたので見せていただいたのです。
本当に愛らしい子で、両親や周りの人が大事に、懸命に、育ててきたことが伝わる写真ばかり。在宅で出張看護サービスなども受けていたとのこと。大変な毎日だったのは間違いないけれど、彼女は迷いなく「本当に産んで良かった!」と力強く話してくれました。子どもは誰もが親にとってかけがえのない存在、宝なんだと改めて実感しました。

二ヶ月もいれば何人もの妊婦さんと話をする機会があります。
持病の難病と闘いながら出産に望んでいる方と出会ったり、いろいろな人と話をすることで少しは出産して親になる心構えができたような気がします。予想した通り暇な毎日でしたが、想像以上に有意義でした。

妊娠記録の終了

母になる日を願い綴ってきた記録でしたが、「母」になることができました。
なので妊娠の記録は終わりにします。(最後はいきなり総括で申し訳ありません…)

とはいえ、出産はスタート地点。育て始めてまだ三、四ヶ月の新米ママです。
小さな我が子たちに振り回される毎日ですが、これまた新しい経験の連続です。
育児する中で、またフリーランスと言う立場で生きて行く中で気になる情報はできるだけアップしていきたいと思っていますので、よろしければ今後もおつきあいください。