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妊活の第三段階:葛藤を乗り越えて不妊治療開始!まずはタイミング療法から(2015.4〜8)

妊活の第三段階:葛藤を乗り越えて不妊治療開始!まずはタイミング療法から(2015.4〜8)

結婚から1年以上経ち、神頼みまで始めた私。徐々に悲壮感が漂い始めました。

勉強や仕事と違って努力が必ずしも実を結ぶ世界ではないし、常に結果はイチかゼロか。
真面目な話、優等生で通ってきた私には「どうして私にできないのか」が一番こたえました。

夫は毎月生理が来てはブルーになる私を見るのが本当に辛かったと言います。

不妊について情報収集し、排卵検査薬に頼って自分でがんばっていたところで原因はわかるものではありません。
せめて原因がはっきりすれば対策が取れるかもしれないし、気持ちも楽になるかも。
という安易な発想で、病院に行くことを再度考え出しました。

のんびり屋の夫の後押しで不妊治療開始を決意

とはいえ、蘇る前回の嫌な記憶……。いくら近所でもあそこには行きたくない。
お金がかかることは調べがついてる。

うーん、どうしよう……。
そんなある日、夫がニコニコしながら
「これ、すごく分かりやすかったよ。5887も読んでみたら?」と、Kindleで本を薦めてくれました。

それが、この本。
もしかしてわたし、不妊症?―涙と笑いの不妊治療コミックエッセイでした。

もちろん、不妊治療の具体的な内容について詳しく触れられているので通院前の良い参考書になりました。
でも、なにより著者夫婦が不妊治療を通じて少しずつ成長していく様子に心が温かくなりました。
どうしても奥さんの負担が大きい不妊治療。旦那さんは色々と理解するにつれ、想いやり、支えてくれるようになります。

私が『35歳からのはじめての妊娠・出産』などを買って読んでいたときのには目もくれないと思っていましたが、夫は自分で本を選んで研究していたのです。

「二人のことなんだから、知らないといけないし、知らなくて喧嘩するのは嫌でしょ」と。

寄り添って考えてくれていたことに、嬉しくて嬉しくて涙が出ました。

こんなに私のことを考えてくれる夫がいるのだから、治療に行くのを怖がってうじうじしているなんて情けなさすぎる。私ひとりでがんばっているわけじゃないし大丈夫。そう背中を押されたような気がしました。

そうして、怖いけど原因を知るために!と二人で初診に向かったのです。

不妊治療、はじめましたー緊張の初診

やはり病院は変えることにしました。
アクセスや口コミの評価で数年前から開業している不妊治療の専門クリニックを見つけ、夫婦で初診に。

受付・待合室も広く、スタッフもたくさんいます。
先生と専門スタッフとで分業体制もバッチリ…と漫画で見たような病院だなあという印象でした。
それにしても、ひっきりなしに患者さんが入ってきます。いまや不妊はムーヴメント?

専門のスタッフと別室で面談することになります。
・妊娠の仕組み(これはサラッと)
・大まかな不妊治療のステップについて
・直近で行われる検査のタイミングと内容、費用感(健康保険の適用可否)
と説明を受け、治療していく方針でいいですよね?と。ここで意思の確認。

※蛇足ですが、この方がとても美人で劇団員みたいな話し方をするんです。
なので、ぼーっと流れるような説明を聞いていたら突如現実に引き戻された感じがしました。

通院するにあたり「まずは原因追求のために」とかなんとか言いながらやってきた私は一瞬答えにつまりました。
でも、重い腰を上げて来たんだからここは勢いに乗らなきゃ。

夫の手を握って「はい」と答えました。

風疹の検査は既に行っていたのですが、想像以上に検査項目がたくさんあります。
初診のタイミングにもよりますが、即日対応可能な検査も結構あるとのこと。
内心急かされたような気になるくらい、サクサク進んでいきます。
私の通うクリニックでは初診の内容として、内診、聴音波、クラミジア抗原検査、子宮頸がん検査、膣分泌物検査、感染症採血などを置いているようです。

当日に可能なものは済ませたうえで、その後も生理の周期にあわせていくつか検査を進めていきます。
月経期間〜排卵前
胞状卵胞数の計測(毎周期)
ホルモン検査(基礎値 FSH,LH,E2,PRL)
抗精子抗体(1回)
AMH
子宮卵管造影
排卵前後時期
卵胞計測(毎周期)
フーナーテスト(性交後検査)
排卵後
排卵確認のための超音波検査
黄体から分泌しているホルモンの検査

不妊理由?ともかくすでに治療ローテに乗っかっているらしい:タイミング法開始

さあ、気になる結果ですが、致命的な不妊理由は見つかりませんでした。
正直なところ、原因がわかれば対策をとろうと考えていたので、ほっとする反面戸惑ったのも事実ですが、前向きに捉えるしかありません。

重要な値となるAMH(卵巣年齢)は年齢相応か少し若いくらい。
ただし、多嚢胞性卵巣症候群の気があるので漢方を飲むよう処方されます。

ちょうど35歳も半ばを過ぎた頃です。
主治医からは3,4回様子みて妊娠できなかったら次に進みましょうと治療方針をあらかじめ告げられました。

検査と並行で、タイミング法でのチャレンジが始まりました。
排卵のタイミングを見逃さないため、育ち具合の診察や、排卵誘発剤の投与(薬を飲んだり、注射をしたり)にちょくちょく病院へ通います。

エコーの見方は素人にはよくわからんのですが、なんとなくいつも指を指されるところは理解しました(笑)。
排卵まで状況を追っているので、体の中を見られる分、排卵検査薬とは違うなあなんて思いながら、夫と真面目に取り組みます。

会社や周囲への相談

幸か不幸かこの4月、私は昇進し、部門の責任者として力を発揮しようと意気込んでいたところでした。
裁量の範囲はあれど、ベンチャーですから自分が動かないと何ともならないことが多々あります。そんな時に不妊治療を始めてしまって、迷惑をかけないだろうかと悩みました。

で、考えた結論。

治療をしようがしまいが、女性社員が妊娠する可能性は織り込み済みのはずです。
そして妊娠は結果ですが、積極的に治療を行うことがどう見えるか、実務への影響がどうか、という悩ましい点についても、最終的には「そこで失われた時間や機会を会社が返してくれるわけじゃないから自分本位でいい」と気にしないことを決めました。

検査に通い始めてすぐに、通院頻度や所要時間からだまって通院するのは難しいと感じ、上司と部下には話しました。
ありがたいことに女性が働くことについても理解のある方々でしたので、嫌な感じは全く見せずに、むしろ応援してくれました。

この問題は当人の職場環境によって大きく違うでしょうから安易にアドバイスはしづらいですが、不妊治療に踏み込んでいる方は時間がないことや治療の必要性を感じているはずです。
もちろん周りの人々の協力が得られれば言うことはありませんが、迷ったら最終的な判断は私のように自分本位にしてしまって良いのではないかと思います。
だれもが後悔はしたくないと思うので。

排卵を促し、タイミングを合わせ、排卵を確認する。
この繰り返しです。
問題なくコトが進んでいるようなのですが、毎月生理は来てしまいます。

期待する気持ちがどんどん萎んでいきました。
最初の治療方針の通り、人工授精へのステップアップを進められます。
治療内容は理解しているものの、どうしても人工というイメージがついて回るという点、また毎月うまくいってるはずなのに、という悔しい気持ちから一度だけタイミング法を延長しましたが、結果は残念。

ついに次のステップの扉を開きます。

第4段階に続く

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